スティーブン・ゴゴレフ選手、フィギュアスケートをやってきたこれまでの事、新シーズンに向けて等。

ティーブン・ゴゴレフ選手が色々と語っているインタビューが、国際スケート連盟さんのページに載っていましたので、一部コメントなどを抜粋、訳してみました。

 

英語の記事はこちらです。

 

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【スティーブン・ゴゴレフに会おう】

 

(前略)

 

(幼少期について)
ティーブンはロシア移民の家族のもと、トロントで生まれた。だが彼は幼少期をロシアのエカテリンブルグで過ごした。そこは、彼がスケートを始めた場所であり、最初に氷上へ行った事さえも覚えている。

「僕はスキーを始めて、それからスケートをしていた友達と一緒に、スケートを始めました。それが、僕が初めてスケートをした時で、コーチは僕達に氷の上をゆっくり進みなさい、と言いました。それで僕達はのろのろとボードへ戻ったり、出て行ったり、をしていました。」

「ある時、僕はその2つ(スキーかスケート)から選ばないといけなくて、僕はスケートが気に入っていたんです。だからスケートを選びました、当然ですが。僕はただジャンプや色々な違う要素をやるのが好きでした。」

 

(ジャンプについて)

「僕は3サルコウと3トゥループをロシアで習いました。2Aも。それから僕はカナダへ行って、全ての3回転ジャンプと4回転を習いました。僕が初めて4回転を降りたのは、11歳か12歳の時です。ハッキリとは分かりませんが。」

 

「僕にとってトリプルアクセルというのは、おそらく習得するのが最も大変なジャンプでした。それはダブルからトリプルへの、ステップアップのようなものだからです。」

「おそらく、メンタル(要因)から来るものです。あと半回転を多く回らないといけない、という。または、ダブルアクセルよりももっと完全に回らなければ、というようなものです。最初にアクセルを習う方が簡単です。そうすると4回転を習う事が、より簡単になります。

4回転は、トリプルアクセルよりも少しだけ簡単に出来るようになるものです。何故なら、アクセルを乗り越えた、克服するメンタル"のためです。その後は、選手は既に準備が出来ている感じになるんです。何故かと言うと、選手はもう1回転する事が、どのような感じになるかを知っているからです。」

「僕達はまずハーネスを使ってやり始めました。そして僕が十分に慣れてきたら、一週間挑戦してみました。それから僕達はオフシーズンに4回転をやっていました。僕はステップアウトをして、それから跳べるようになるまで、もっと何度もやり始めました。」

彼の1番大好きな4回転ジャンプはサルコウだと言う。彼が初めて習ったジャンプであり、最も安定しているからだ。

 

(ロシアからカナダへ)
ティーブンはロシアで学校に通い始めた。そして6、7年前に、永久的にカナダへと居住を移すまで、彼は2つの国の間を行ったり来たりしていた。

「僕はよく、ロシアから毎回夏に来ていました。そしてグラニット・クラブでスケートをしていました。僕達がカナダに引っ越した時、ソーンヒルでスケートを始めました。その後、クリケットへ行ったんです。9歳くらいでした。」

しかしながら、次に続く2018-2019年シーズン、ゴゴレフはカリフォルニアへと引っ越し、彼は今、ラファエル・アルトゥニアンから指導を受けている。


ティーブンはトロントクリケット・クラブでのスケーティングを楽しんでいた。そして今はアーバインに居て、羽生結弦やネイサン・チェンといったような精鋭のスケーター達と一緒だ。

「本当に感激します。彼らを見ているだけでも、彼らのプログラム、ジャンプ、全てがです。本当に意欲が湧いてきます。特に羽生結弦に憧れています。」

 

(中略)

 

(ジュニア国際デビュー)
「初めての国際的シーズンに参加する事は、とてもエキサイティングでした。」

「違う国出身の新しい人々との良い出会いがありました。僕はシーズンの進み方と、学んだレッスンを幸せに思います。だから僕は来シーズンに強く戻って来る事が出来ます。」

 

彼にとっての大切なレッスンとは、「世界ジュニアやグランプリ・ファイナルのような競技会に対して、更に緊張感を持つ代わりに、全ての競技会を同じように扱う」事だと、彼は感じた。この14歳は、ジュニアファイナルで勝利した事が、世界ジュニアに向けて彼に自信を与えた、と感じた。


(中略)

 

(これから伸ばしたいこと)
夏の間、スティーブンは彼のジャンプ、スケーティング技術、ストローキング、スピン等を成長させたいと思っている。

「全てにおいての成長です。」

「僕は練習で全ての4回転を降りた事があります。でもそれは、ただそのジャンプ(フリップとループ)を安定させるためです。」

彼はジャンプをする事が大好きであるのに、スケーティングにはジャンプ以上のものがあり、そして、もしジャンプだけになったら、つまらなくなると感じている。

 

(スポーツ・ファミリー)
ティーブンはスポーツをやっている家族のもとに生まれた。彼の兄、ピーターはスケートを始めたが、カヤックに転向した。母親はフィギュアスケートと体操をやっていた。父親も体操選手だった。両親はプロフェッショナルなアスリートではなかったけれども、彼の家族はスポーツだけではなかった。オフアイスでは、スティーブンはピアノ演奏を楽しんでいる。

 


終。

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ティーブン選手、子供時代も忙しい生活を送っていたのですね。今はアメリカですから海外生活、14歳の子には大変ですが、集中して取り組めるのなら、良いのかな。学校とか大変ですよね。

ジュニアグランプリでは、既に銀メダルを獲得しています。次も楽しみです。

それにしても、身長が伸びましたよね!!(º ロ º )

10代の子は半年も見ないと、すごく変わるので驚きました。怪我に気を付けて頑張って欲しいです。新しいスタイルのスケート、どう成長していくでしょうか。次のジュニアグランプリも、早く見たいですね。