長野五輪アイスダンス銀、アンジェリカ・クリロワコーチが指導について語っています。「

私自身は今でも鮮明に覚えていますが、金メダルのグリシュク、プラトフ組とまさに死闘を演じたクリロワ、オフシャニコフ組のアンジェリカ・クリロワコーチが五輪を振り返ったり、指導について色々と語っているインタビューがありました。一部を抜粋して訳してみました。

ロシア語→英語→日本語です。

英訳された記事はこちらです。

I→質問者

A→アンジェリカ・クリロワコーチ

銀メダルのクリロワ、オフシャニコフ組のフリーダンスはカルメン。クリロワさんはまさに魔性のカルメンを演じ、今映像で見てもゾッとするような凄みがあります。金メダルだけを取るために長野五輪へ行き、手にしたのは銀メダルでした。その時の気持ちも語っています。

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【アンジェリカ・クリロワ︰コーチが私を扱ったように、アスリート達を扱いたい。】


I︰インタビューの準備をする時、私の同僚の多くが貴方をオリンピック・チャンピオンと呼ぶ事に気づきました。貴方は気づいていましたか?どのように反応しますか?


A︰滅多にそう呼ばれる事は無いです。人々が間違えているから起きる事です。ただ、そうたびたびではありません。私は五輪の銀メダリストです。当然、私は金メダルを取りたかった。でも失敗しました。しかしながら、私達は全ての強さと才能を最大限に見せる事が出来たと、信じています。そして、私達が出来る事は全てやりました。でも、不運にも、金メダルは1つだけ。そして私達は取れなかったのです。


I︰イリヤアベルブフがかつて言っていました。もし彼が五輪で優勝していたら、彼が今取り組む全ての事は、成し遂げる事は出来なかっただろう、と。銀メダルというのは、金メダルよりもその先の人生に意欲をもたらすと言えますか?


A︰長野の台座に立ちながら、私は銀メダルに酷く気が動転していました。私には世界が崩壊したように見えたのです。明確に私達はそのような考えを持っていました。勝利のみです。従って、状態は憂うつで、喜びはありませんでした。私達は負けたと思いました。

今では、五輪で銀メダルを獲得した事は偉業であると理解しています。そして私が指導するアスリート達が少なくともピーク近くに到達するように願います。これは非常に大きな結果ですから。

私は銀メダルがどうにかして私を刺激したとは言いません。忘れてさえもいたのです。それは問題とはなりませんでした。私達は新しいステージへと移りました。指導です。私はいつもコーチになりたいと思っていました。ですから、この道へ進みました。


I︰貴方はコーチとして多くを成し遂げました。表彰台に立ったカップルがいます。フランス人、カナダ人。今はロシア人カップルと仕事をしています。最近テスト・スケートがありましたが、そこでべティナ・ポポワとセルゲイ・モズゴフは演技をしました。彼らの演技に専門家達はどのように反応しましたか?


A︰テスト・スケートをとても嬉しく思います。プログラムは100%滑ったわけではありませんでしたが。何故ならこれがシーズンの始まりですから。何かが不慣れであり、何かは変える必要があり、何かは成長しました。演技の全体的な印象は良いです。とても嬉しいです。リズムダンスはよりクリーンに演じられました。フリーダンスには幾つか失敗がありました。審判や連盟の専門家達からの批評もまた有り難いですね。


(中略)


I︰概して、テスト・スケートをどう思われますか?何が気に入りましたか?


A︰それは言うのが大変ですね。各演技はまだ不慣れなものでしたから。ヴィクトリア・シニツィナとニキータ・カツァラポフ組はイメージという点においては、とても良かったです。今シーズンの音楽の選択には少し同意できかねます。彼らは3年目にクラシックを選び、それは少し退屈でした。でもスケーティングのレベルと彼らの優雅さは素晴らしいです。

私はティファニー・ザホースキーとジョナサン・ギュレイロ組が気に入りました。彼らの音楽の選択と振付。彼らはいくぶんシーズンに向けて準備が整っています。強いカップルです。若い選手達もまた良い演技をしました。皆が良く滑りました。


I︰ロシアナショナルは信じられないほど興味深くなりそうですね。


A︰はい。それに、私達は戦いますよ。何故なら私達の目標はロシアチームに入って、前進する事ですから。私達は3位、4位や5位という位置に長く居すぎた、と思います。トップ3に入りたいですね。もっと高いレベルで演技がしたいと思います。


I︰一般的に、べティナとセルゲイ、あのような風変わりなカップルを指導する事は難しいですか?


A︰はい、大変です(笑)それぞれのアスリートに個性があります。彼らはアイスダンスカップルの中でも違っています。そしてコーチは彼らに正しく繋がる必要があります。練習と彼らの感じるムードを監督します。多くの側面があるのです。コーチは良い心理学者であるべきです。ある時は柔和に、ある時は急き立てる。

べティナとセルゲイはよく練習するカップルです。彼らは彼女の感情的なものと、彼の礼儀正しさがよく見分けが付きます。多くはまだ見えていないんですけれども。彼らは、"セリョージャは堅苦しい、リラックスする必要がある"と言います。でも私は彼に自由を与えます。彼が変わる機会を与えるのです。ショートダンスは彼にとって突破口となります。


(中略)


I︰多くの人が米国には違ったトレーニング・システムがあると言います。トレーニング・キャンプのためにそこへ行くスケーター達は戻って来て、全てが違うと言います。正確には何が違うのでしょうか?


A︰私は自分のインタビューで何度も申し上げていますが、米国には個別のシステムがあります。そしてここ、ロシアにはスポーツ学校のグループ・システムがあります。そしてコーチの重責はもっと高いものです。

もしグループで5、6組のカップルを見ているなら、そうなると1組のペアを見るよりも5倍になります。米国にいた頃、私は1組に45分間の時間を持っていました。それに給料が支払われます。私は仕事に行き、その選手だけのコーチであり、彼らだけを見ます。全ての注意は彼らに向きます。それから次のカップルです。1日は午前9時から午後15時までスケジュールが組まれています。そして、コーチが変わります。

そこには、例えば、グループの中に5人のコーチがいます。そして全てスケジュールが組まれているのです。全てがロシアよりももっと組織化されています。当然、そこでトレーニングするにはもっと高額になります。何故なら選手は全てのコーチにお金を支払わないといけないからです。大金です。私は我々にもそのようなシステムがあって欲しいと思います。でも使用するための十分なアイスがありません。

ここでは、選手に1時間アイスを与えます。米国では6、7、10時間です。アスリートが支払った分と同じだけです。ここでは選手はただやって来て、コーチを取ってスケートを滑る事は出来ません。私達にあるのは3時間のアイスが最大限です。時にはもっと少ない。7組のカップルで全グループでは、私はどうやって彼らを分割出来るでしょうか?それぞれ15分ですか?

私には、各カップルに進行の過程があればという考えがあります。ところがコーチの責務は非常に高いものです。未だに計画を持つ必要があるのです。1組のカップルに振付師をつけて、他のカップルに補助をつけます。それでもまだ全ての事を計画しなければいけないです。他の指導者達がどうやって仕事をしているのか分かりません。私は自分が慣れたやり方で組織化しようとしましたが、いつでも全てが変わります。アスリートが毎回変わります。私は全ての事に腰を据えて、ただ選手達と仕事をする機会が欲しいです。

両親達もカップルに影響します。何人かは試合での妨げとなります。両親達の間にある何か、子供達の間にある何か。そして即座に、私達は離れて、辞めてしまう。そういう事が沢山あります。もっと落ち着かせたいです。


I︰貴方がロシアに移ってから1年と少し経ちましたが、この間に貴方にとって何か変わった事は?


A︰最初に変わった事といえば、「ロシア語で」トレーニングする事に慣れました。何故ならアスリート達は普通の、落ち着いた言語をあまり知らないからです。ここでのコミュニケーションも。彼らは絶えず押し付けられてきましたから。もし彼らが結果を求めるなら、意欲を持ってリンクに来なければならない。ええ、落第者もいます。浮き沈みがあります。そうするとコーチが選手を刺激します。でももし選手がやって来て練習したなら、コーチには鞭が必要です。叫んだり、罵る必要があります。私は以前からそのように話したりしていませんでした。でも今は、私はゆるやかに、その事に慣れて来ています。


I︰私はべティナに、どう訓練しているのかを質問しました。何故なら私は貴方の正確な印象を持っていましたから。貴方は罵ったりしない、貴方はそのような人間では無いと。


A︰私はそういう事が本当に好きではないです。私は、私のコーチが私を扱ったように、アスリート達を扱いたいと思います。でももしこれがアスリートに効果的でなければ、それならばOK、私は違う様にもなれます。ある程度の範囲で、私は柔和かもしれませんが、私の機嫌を損ねないで下さい。

もし私がアスリートとして来たなら、はい、それは大変な事だと、私は信じています。時々選手はそういう事を求めないと知っています。時には傷つきます。それからコーチはどういう訳か押し付けます。そして、私は彼らに何をしているでしょうか?私はただ計画を立てているのです。ほら、貴方には一週間の計画があります。何を滑るのか、どう感じたとしても、ええ、不可抗力もあります。でも選手は練習に来て、10分間プログラムを滑らなくては。私達にはこれがありませんでした。私達は練習に来て、今日私達が滑る事を言われていました。そのような道徳的な準備が無かったのです。私は全てを計画します。そしてそれは多くの助けになると思います。


I︰私達はべティナとセルゲイについて沢山話しました。何故ならやはり、彼らは貴方と練習しているカップルだからです。彼らはインタビューでかなり開けっぴろげな様子です。どうやってコントロールしますか。彼らのメディアでの活動を追っていますか?


A︰私はソーシャルネットワークを全く使いません。気を散らすものだと思います。時々、完全に不必要な情報もあります。人に負の要素をもたらします。もちろん、テスト・スケートの後に公開討論を読む事ができます。ファンの批評です。彼らが何を好きで、何を好きではないのか。でも、釣り合いが取れていなければ。何故なら時々、たとえ何か良い事があっても、選手を完全に憂うつな状態にしてしまうのです。何人かのクレイジーな人々が全くもって理解できない事を書くからです。

そして彼らのインタビュー…私に何が言えるでしょうか。彼らはまだ若く、オープンな人達です。でも私は彼らの話に少しフィルターをかけていました。ある程度の事はもっと丁寧に話せたでしょう。あのような赤裸々な言葉ではなく。これは彼らのビジネスです。私達はこの事に関して沢山話しました。多分私が今言う事は、彼らを少し気をつけようとさせます。そして次は、どのように表現したらいいかを考える事でしょう。彼らのインタビューを読んで、何とかして彼らを正します。


(中略)


I︰アイスダンスについて話す時、私は気づいた事があります。女子選手達、女子シングルスケーティングを見ている時、彼女達に期待している事があると理解しました。アイスダンスに転向する事です。私がたった1週間前に、9歳の少女から聞いた事実にも関わらず。「そうだなぁ、何かあるの?アイスダンスって簡単。」私だけにとっては、アイスダンスとは最も難しい分野です。


A︰はい。とても難しい分野です。昨日、シングルをやっている13歳の少女の母親が私に聞きました。「私達がアイスダンスをやるには遅すぎるでしょうか?」私は、丁度その時ですよ、と言いました。何故ならアイスダンスは今とても若いのです。以前とは同じではありません。私は13歳の時にアイスダンスに転向しました。そして16、17歳には既にシニアレベルで滑っていました。私はジュニアでは滑っていないんです。私達は(ジュニアの)世界選手権に行けませんでした。そして私のコーチはシニアで滑ったほうが良い、と言いました。

アイスダンスは3つの理由からとても難しいです。第一に、シングルスケーティングとは技術が違います。スケーティング技術、膝や肩の位置を取る事。第二に、身体的プロポーション、レベル、スケーティングや性格において合うパートナーの選択です。そして第三は、これは「好き」か「好きではない」のスポーツです。審判達は今、幾つかの基準を持ちます。システムの変化と共に技術的評価はよりクリアに変わりました。それでも視聴者は6.0に慣れています。そしておそらく、未だに見慣れないのでしょう。どのように評価しているのか分からないのです。


I︰私達は要素がある事を知っています。私達はツイズル、リフトの見分けはつきます。ところがプログラムの中で起きる全ては、全視聴者にとってクリアではありません。


A︰はい。従わなければならない多くのルールがあります。そしてアイスダンスがどのように発展するべきかを理解する必要があります。今では同じタイプの要素が沢山あります。何故なら全員がもっと点数を稼ぐためにレベル4を取ろうとするからです。アイスダンスそのものは、私にとっては過ぎ去ってしまいました。今あるのは実行される必要がある要素のレースです。最近GOEが上がったとは言えども。以前、審判達は概して何も出来ませんでした。今は彼らに広い範囲が与えられたのです。


I︰でも未だに、スコアは審判があれこれの音楽が好きかどうかにかかっています。


A︰これはとても重要です。当然ですが。


I︰それでも音楽の選択で全ての審判を満足させる事は非現実的です。


A︰はい、とても難しいです。


I︰シーズンはまだ始まっていませんが、貴方はもう既に際立ったものを持っていますね。


A︰挑戦しました。私達は最も鮮明なイメージを取り入れたのです。


I︰リフトと技のつなぎのどちらも、そして一般的に全てが際立っています。


A︰リフトは完全に批判されました。今それを変えている所です。全般的に、私達はプログラムの半分を変えました。そして来週には競技会があります。


I︰何故このリフトが実行出来ないのですか?


A︰長過ぎるんです。背中でバランスは取れません。背中では3秒が取れないです。セルゲイは難しいポジションのために片足で立つ必要があります。私達はこのリフトをプログラム中の別の箇所へと移しました。一般的に、テスト・スケートの1日後にはプログラムは完全に違うものになります。


I︰この最高のリフトは残りますか?


A︰もちろん。そして元々のものより良いですよ。私達がこのリフトを氷上に移行した時は、難しい瞬間でした。私は彼らにプレッシャーをかけたりもしました。「貴方達2人のどちらかがこのリフトが出来なかったら、その時は変えます。」と。でも彼らはこれを実行する物凄い願望を持っていました。そして成功したのです。


I︰ロシアはアイスダンスでの以前の立ち位置に戻れるでしょうか?


A︰そう思います。私達には2組の強いカップルがいます。3番手はハッキリとしません。私達はこの地位を狙って競う事になります。ザホースキー、ギュレイロ組、エフドキモワ、バジン組と。全体的には、チームにおける3番手だと主張する沢山のカップルがいます。

ロシアの選手達は勝つ事が出来ます。当然、バパダキス、シゼロン組は彼ら独自の世界にいます。でも彼らも何か変える必要があるのです。彼らは極めて優れており、魔法的です。けれど彼らのスケーティングは少しつまらないものになりました。私のスケーター達が彼らに近付いて行く事を願います。でも今の所は、誰も彼らと競う事すらありませんでした。


I︰どのようなケースにおいて、貴方はご自分に語りかけますか?「シーズンは上手くいった」と。


A︰沢山の目標があり、その全てを言う事はしません。もちろん、私は自分の主要なカップルを心配しています。私はナショナルチャンピオンシップで彼らに良い演技をさせたいです。主要な事は、私達の水準となる仕事を100%見せられる事です。若しくは、それ以上のものを。

 

 

終。

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長野五輪の話は、20年も時が流れたからこそ話せるのかもしれません。あのフリーダンスは今でも覚えています。物凄い戦いでした。

クリロワコーチは米国のような仕事をきちんと効率よく割り振って、働いた分に報酬がちゃんと出るやり方で、やりたいようですね。五輪の前から米国で練習していたので、米国でのシステムに慣れているでしょうし、一人の社会人、職業人として認められていたと感じているのかも…でも、スケジュール組んできちんと割り振って…とは普通の社会なら当たり前ですが、スケートという狭い世界では国によってまだまだやり方が古いままだったり、ていうのは想像つきます…。クリロワコーチも変えようと動いたようですが、難しそうですね…。時間がかかってもなんとかなって欲しいと思います。

コーチの勤務時間や健康も守られて欲しいですし、何よりも重労働にきちんと報酬が支払われて欲しいです。ロシアのコーチの報酬がどれほどかは分かりませんが…。クリロワコーチの苦労が実って欲しいなと、読んでて思いました。

そしてロシアのアイスダンスは沢山選手がいるのに最近は自分もシングルやペアに気が行ってしまっています。ロシアのアイスダンス、もっともっと注目して見て行きたいです。大活躍している選手だけではなく。

 

クリロワコーチが「アイスダンスは過ぎ去ってしまった」と語っていましたが、私は個人的に、新採点になって最も影響を受けたのはアイスダンスだと思っています。2005年くらいにテレビでアイスダンスがやってて、最初私はアイスダンスだと分からなかったんです。アイスダンスだと思って見たけど、ペアなのかな?と思いました。でも、途中でやはりこれはアイスダンスなんだと気づいた後は、なんとも言えない感覚が残りました。完全に違うものに変わってしまったと感じました。

今でも覚えているのは、トリノ五輪で4位になったベルビン、アゴスト組の演技です。それを見て、理由は良く分からないのですが、6.0みたいだと思って涙が勝手に出てきたのです。こういう演技をこの先に見る事は、おそらく無いだろう、と思ったからです。それと、採点を考えると、彼らはメダルにはきっと届かないとも感じたので…。

でもアイスダンスはやっぱり魅力的です。最初に動いた瞬間にもう別世界に変わるような、そんな集中力と、複雑な動きを水が流れるように次から次へと披露して行くあの迫力は見入ってしまいますね。どんどん新しいスター選手達も出てきていますし、これからも楽しみです。

 

余談ですが、私が新採点になった試合を初めてテレビで見た時に、すぐに「嫌だな」と思った事がありました。それは、カテゴリーによって平均的な点数が違ってくるという事でした。6.0なら、シングルもペアもアイスダンスも最高は6.0です。トップ選手は5.7-5.9とかが出てきます。

ところが新採点となると、点数がアイスダンス→ペア→女子シングル→男子シングルの順に点数が高くなっていき、どうしても差が出てきます。それが私の中でなんとも気持ちの悪さが残ったのです。「これを初めて見た人は、アイスダンスよりシングルのが凄いんだ。女子より男子のが凄いんだ。」と勘違いしてしまわないだろうか?と、すごくすごく思いました。

それが最近では差が少なくなるように、ペアやアイスダンスも点数が出るように変わってきていますから、それは素直に嬉しいですね。この先また、ルールが大きく変わりそうですから、採点に関して語っている選手やコーチ、関係者のインタビューを訳して行こうかな、とも思っています。 余談、長くなりました…。