宇野昌磨選手、昨シーズンの振り返りと、来シーズンに向けて。

宇野昌磨選手のコメントが色々あったので、一部抜粋して訳してみました。

昨シーズンは苦しんだ宇野選手ですが、新しい挑戦が良い方向へ進むといいですね!

 

記事はこちらです。

 

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宇野昌磨宇野昌磨は新しい方向を探っている(ISUホームページより)】

 

(アスリートとしての成長について)

「多くのスケーター達が、彼らの戦略を持っています。僕は練習で沢山ジャンプを跳びます。3A-4Tとかです。でももし試合でやらないなら、全てが本当に重要な事にはなりません。それは挑戦にはならないんです。全ての人々や、スケーター達の前でやらない限りは。」

「ゴミ箱の事を考えて下さい。長距離から何かをそこへ投げ入れたい、そんな感じです。遠いんです。でも練習の時は、ゴールがどんどん近くに、より近く、近くなっていくと言えます。

その点でのメンタルの状態と調子を注視すると、それが本当に本当に簡単に見えるかもしれない時でさえ、時々それでも(試合で)失敗します。僕は常に、自分が成長するために、成長し続けるために必要な、強い気持ちを持っていました。」

「このシーズンは、僕は弱い側面を持っていて、そして強い側面を持っている事に気付きました。僕は自分自身の沢山の新しい側面を見てきました。最後には、常に弱さと強さの側面があると、人は理解していきます。毎日が全て新しい僕なんです。やらないといけない事は、ただそれを受け入れる事です。僕が弱い段階にいるとしても。

僕は全く新しいレベルへと自分の技術を持っていくために、ただ練習を続けています。だから、たとえ弱さが出る日があるとしても、どちらの場合でも、まだトップレベルで競技する事が出来ます。」

 

(昨シーズンの苦しみについて)

昨シーズンは宇野にとって自分を発見する道となった。

「本当の新しい側面ではありません。自分自身の認識のような感じです。勿論、以前は自分に弱い側面があると認めたくなかったんです。そして強く有るように自分の考えを位置づけようとしていました。それを想像せずにはいられないんです。

けれども、シーズンが進んで行って、僕は時々、そんな事は無いと気付きました。いつも弱くなったり、強くなったりする僕の部分があります。たとえ何があってもです。重要な事は全て、練習を続けて、僕がやる事を信じ続ける事です。僕が練習で出来る事がもし試合で出来たら、とても良いです。例え出来なくても、その日はただそうなって行くんです。」

「世界選手権のすぐ後に、日本でアイスショーがありました。それで僕は自分と歳が近い外国のスケーター達と滑る機会があったんです。そこで僕は気付きました。常に完璧主義でいる事ではなく、本当に上手くいく事とは、人が自分自身について考えるやり方次第です。試合について悪い気分になる代わりに、僕はただ前に進み続けます。」

 

(ジャンプについて)

「今僕達が向き合う新ルールでは、ジャンプがメインの鍵になるものです。勿論、表現も、そして演技構成点は今でも高い点数を取ります。でもそれは、他のトップスケーター達もそうです。悲しい事でもありますが、今現在、(ジャンプは)オフシーズンに僕達が取り組まなければいけない事の1つです。」

 

(技術と芸術、どちらを選ぶかについて)

「とても困る質問です。芸術とジャンプ、どちらも完璧になりたいですから。でも大切なのは新ルールです。不満を言っているのではないです。当然ながらそれは公平で、皆にとって平等です。けれど今のルールで僕がトップレベルで競技したり勝つためには、ジャンプに取り組む必要があります。」

「人は数日間、数週間で芸術性の練習は出来ません。即座に築けるものではないです。だから芸術的な側面を完璧にするのは難しいです。それでも、より長く取り組めば、良くなります。ジャンプもそうです。だからこそ、僕は本当に全部を完璧にしたいんです。」

 

(田中刑事選手について)

「彼といると居心地の良さを本当に感じます。彼は僕を他の24、25歳くらいの人のように扱います。僕達はとても平等に感じます。勿論、日本には年功序列があります。それでも、彼は全然気にしないんです。そのため僕は彼といると居心地が良く感じますし、僕達がまた同じ試合で競っている事が本当に、本当に嬉しいです。」

 

終。

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宇野選手はショーをこなしてからジャパンオープンロンバルディア杯、それからGPSのフランス杯とロステレコム・カップに出場予定ですね。

スイスの合宿に参加するという予定もありましたが、今年は米国のオウリアシェフコーチの所には行かないのかな?

もしかしてアレックス・オウリアシェフコーチがメインコーチになったりするかな、なんて思ってましたが。とにかくゆっくり、考えて考えて、一番良い場所を選ぶんでしょうね。

きっとどのようになっても、それが正解だと思いますから、宇野選手、自分の感覚を信じて決めてくれると思います。

来シーズンのプログラム、早く見たいです!

特にフリーが気になります…!