スタニスラワ・コンスタンティノワ︰ フィギュアスケートには、このスポーツに忠実でいる価値がある、多くの事がある。

世界選手権の頃の記事を色々訳していこうと思っています。今回はコンスタンティノワ選手。

4/10の記事です。

ロシア語→英語→日本語です。

 

I→質問者

S→スタニスラワ・コンスタンティノワ選手

https://fs-gossips.com/stanislava-konstantinova-there-are-a-lot-of-things-in-figure-skating-that-are-worthy-of-loyalty-to-this-sport/

 

【スタニスラワ・コンスタンティノワ︰フィギュアスケートには、忠実でいる価値がある、多くの事がある。】

 

I︰スターシャ、貴方にとってシーズンは少し早く終わりました。休暇を取るよりも早く。次を待っているというのは、どう感じますか?

 

S︰今シーズンは、私にとって、かなりおかしな方へと進みました。私はいつも最後の試合の前にとても疲れていました。でも今回は、そのおかしな感覚から、何かが気がかりだったんです。まるで何かをやり終えていないような感じで。

 

I︰今シーズンの仕事をする上で、心構えをする期間から何か新しい知識を得ましたか?

 

S︰いいえ。殆ど何も。その点に関しては、私は何かを発見したりはしていません。ただ、もう一度はっきりしました。人はとにかく仕事をする必要があるという事です。今この瞬間に重要な物事について集中する必要があるという事が、どれほど明快になった事でしょう。そして、今です。その人にとって最も重要な事から気を反らしてしまう問題によって、気持ちを散らされてしまうべきではありません。

 

I︰貴方の足首の怪我はいつ癒えるでしょうか?シーズン中は殆どの間、貴方の左足にテーピングがしてあるのを見ました。

 

S︰まだ治療について考えた事はありません。私はこれから一ヶ月スケートをします。ジャンプも。私が体型を維持出来るような負荷を、与えてくれる事をします。

 

I︰でも痛みは?

 

S︰怪我が一番酷かった時は、1月でした。欧州選手権の時です。私達は医療機関で調査をしました。でも私はトレーニングを辞めることは出来なかったんです。

 

I︰でも大きなリスクがあります!

 

S︰これらの全ての事が批判的なものでは無いです。それは我慢できるものであり、回復できるものです。はい、状況は容易ではありません。でも一般的には、その怪我と共に生活して仕事をする事は可能です。もうすぐ全てが治ります。そして5月の終わりには仕事を続けているでしょう。

 

I︰新しいプログラムはどんな段階ですか?

 

S︰今、取り組んでいる所です。私はオフシーズンの間に、自分の技術を適切に成長させたいです。そのために、とても頑張って練習をしないといけません。私には停止する権利は無いです。そして確実に、私は自分のポジションを諦める事はないでしょう。

私達はすでにショートプログラムを作りました。音楽はペテルブルク出身の作曲家、レオニード・レヴァシュケヴィッチの"フェブラリー"です。私達はフリープログラムの曲も決めました。音楽は映画"ムーランルージュ"からのものです。でも今は、その他全ての事は小さな秘密です。

 

I︰複雑なプログラムをやる予定はありますか?

 

S︰そのつもりです。フリーの事です。いくつか難しい要素を後半へ移そうと思っています。

 

I︰トリプルアクセルはどうですか?ハーネスを使ってやっているビデオがありますが。

 

S︰ハーネスで本当にたくさん練習しています。全て上手くいっています。でもハーネス無しでたくさんやる必要があります。

 

I︰ハーネス無しで行えるようになりそうですか?

 

S︰転ぶ時というのは、ジャンプに入っていく事を最後まで感じません。トリプルアクセルは難しいジャンプです。油断できません。ただ勢いだけで制する事はできないです。ひたすら頑張るだけでは充分ではありません。技術です。でもOKです。全てだんだんと良くなるべきです。でも私はいたずらにこの話題を話したくはありません。その日が来た時に、そして足が出来るようになる時が来るでしょう。

 

I︰身長や体重の問題で、今シーズン貴方に何かしらの不便さがありましたか?

 

S︰体重との戦いでした。その問題を無くすために、むしろシーズン中ずっと取り組み続けていました。とても大変でした。毎日ものすごい努力をしなければならなかった。オフシーズンには正常に戻って欲しいです。ですから来シーズンには、私は感情的な事や、身体的な強さのために時間を使わないでしょう。

 

I︰貴方を見ていると、そういった問題を貴方が抱えているとは想像しづらいですが。

 

S︰私は体重が増加する傾向があるんです。でも今では、私にとってこの問題は大きな事ではありません。私は子供の頃からこの問題の準備をしてきました。私の家族は健康的な食生活です。

人に重い負荷がある時というのは、ダイエットで自分自身をそんなに制限してはいけないものです。だからこそ、私は毎晩、少なくとも一時間は、簡単な取り組みをして過ごしていました。ですから私は、来シーズンのために健康を保持するだけではなく、何かを変えたいです。体重との戦いのために、エネルギーをたくさん使わないために。

 

I︰一年前、オフシーズンに、貴方のグループのアスリート達は二週間、米国でのラファエル・アルトゥニアンのトレーニング・キャンプに行きました。この経験をもう一度行う計画はありますか?

 

S︰私はその事をとても気に入りました。私は自分にとって本当に沢山の重要な事や、有益な事を、彼と仕事をする事で学びました。個人的に、もう一度そこへ行く事に興味があります。とても素晴らしい経験でした。

 

I︰今シーズンの最後に、貴方はまだフィギュアスケートが好きですか?

 

S︰そうですね、一度私が自分の事を"スケーター"だと考えてから、今ではとても大切な事だと理解しています。私はフィギュアスケートを愛しています。好きな気持ちを止める事は出来ませんでした。ええ、フィギュアスケートでは、愛する事が難しくなるような、多くの事があります。でも、このスポーツには忠実でいる価値があるような、そういったものがもっと沢山あるのです。

 

終。