NBCスポーツのハベル、ドノヒュー組のインタビュー。

NBCスポーツさんにハベル、ドノヒューのインタビューが載っていたので訳してみました。

 

https://olympics.nbcsports.com/2019/05/14/madison-hubbell-zach-donohue-ice-dance/

 

N→NBCスポーツ

H→マディソン・ハベルさん

D→ザッカリー・ドノヒューさん

 

【マディソン・ハベル、ザック・ドノヒュー組は既にモントリオールでの世界選手権の事を考えている。】

 

2度の世界選手権メダリスト、マディソン・ハベル、ザック・ドノヒューはスターズ・オン・アイスのツアー前にNBCスポーツフィギュアスケートと話をしてくれた。最近のシーズンの振り返り、2020年へ向けての展望、そして練習拠点での世界選手権について。

 

N:世界選手権から少し時間が経ちましたが、貴方たちのシーズンをどのように評価しますか?

 

H:このシーズンはとても長いと感じました。多くの人々は五輪シーズンはとても長い長いものだと考えます。そして、その通りでした。私達は飛んで帰ってきて次のシーズンへと入りました。冬にその他に時間を使うことはありませんでした。いつも通りの計画を行って、それで多分、2つのとても厳しいシーズンが連続であって、そこに大きな影響がありました。

 

N:貴方たちはシーズン始めに良い事が続きましたね、貴方たちの積み重ねたグランプリイベントの道筋ですが。(2戦2勝)

 

H:少し連続してましたね。シーズン始めにたくさんの試合に出て、多くの成功がありました。とても興奮しましたよ。たくさんの1位がありました。それから、私達は休もうと考えました。それが愚かでしたね、その5週間が。その代わり、フリーダンスを変えました。

私達はシーズン始めからずっとそういう事をやっていて、終わりを迎えたような感じでした。それは大きな事でしたね。1年を通してプログラムを変更するのは、とても良かったです。でもそれは、シーズンをとても過酷なものにしました。きついシーズンでした。

 

N:今年はどのように、そういった事を避けて、挑戦しますか?

 

D:僕のゴールは、プログラムを作って、それをゆっくりと良くしていく事です。何か不快だとか失敗とかの、少しのサインによって、変更をする代わりに。

 

H:私はプログラムによると思います。私達は昨年、違ったタイプのロミオとジュリエットをやりました。それは良かったです。でも私達は、多くの才能あるスケーター達と私達のゴールが、本当に挑戦的なチャンピオンシリーズになると分かっていました。そして私達はチームとして成長して、挑戦をし続けました。

出来れば今年は、プログラム作りのためにオフシーズンに多くの時間を取りたいです。私達にはまだ決まった計画はありません。今やっている事は、スケジュールを組む事です。でも、私はシニアBに行かない事も可能かもしれないと思います。プログラムを作るためにもう少したくさん時間を取るために。そしてグランプリが最初の試合になる、という事です。

 

N:付け加えますと、ソルトレイクシティのシニアB戦は、高地ですね!

 

D:僕は確か、その試合が終わった後にコーチのパトリースに言ったんです。「貴方が僕に何をしても構いませんが、この試合にはもう二度と出ません。四年連続で十分でした。」とね。どうなるでしょうね。彼はまた僕をその試合に出させるような策を練るかもしれない。そこまで高地ではないんですよ。あれくらい早くから試合に出ると、シーズンがとても長くなります。準備をしないといけませんから。

試合に出ない事です。1ヶ月前から準備を始める事は、つまり振付の行程を少し急ぐことになります。僕はそれが、チームメイトが僕達を上回っている事の、1つの理由だと思っています。準備と練習の期間がより多いという事です。彼らのシーズンは、グランプリまでは始まりません、その直前までも。

 

H:私は、私達のキャリアの立ち位置によると思います。私達はいつも色々な経験や世界ランキングのポイントのために、その試合に出ていました。でも今の私達のランキングを考えると、その試合に出たり、早めに見られたりする事には、必要性を感じる理由がありません。私達はグランプリの前に、3、4回は連盟に演技を見られているはずですから。

私達はチームと、全ての人が私達のために準備をしてくれた事を信頼しています。私が強く希望する事は、もう少し時間を取れる事と、スケートアメリカに出場する事です。

 

N:それでは、来シーズンの事をどう考えていますか?ブロードウェイのテーマについて考えを話してもらえますか?

 

D:僕達が今まで、個別にも一緒にも、やった事がないものです。楽しみにしています。確実に、新しいチャプターになる事でしょう。

 

N:貴方たちのトレーニンググループはとても大きいですよね。貴方が「自分たちが先にあの音楽を言っていれば良かったのに!」と言ったりしたような時はなかったのですか?

 

H:去年、少しそういったような事が起きましたね。私達は「1年間を通して考えていたアイデアがいくつかあります」と言いました。幸運な事に、そこには少しの階級制度のようなものがあると思います。曲が重なってしまったら、何人かのスケーターたちは私達に先に決断する権利を持つ事を、許可してくれます。良いでしょう。

そして今は、複数の選択肢が空中にあるような感じです。今は家に帰って音楽に入り込む時です。すごく良いですよ、ヘッドフォンで色々試しながら聴いて、「うーん、これは難しいかな」とか「自分が気に入ったような感じには聴こえないな」とか。来月か、それくらいには決めると思います。

 

※このインタビューの数日後に、インスタグラムにおいてハベル、ドノヒューのフリーは「スター・イズ・ボーン」と発表された。

 

N:これは少し先の話の質問になりますが、練習拠点であるモントリオールでの世界選手権とは、どのような素晴らしいものになるでしょうか?自分の部屋で寝泊まりが出来たりとか?

 

H:私はそういうメッセージを色々な人々からもらいました。モントリオールを案内するべきだとか、そこへ行く人達のために、私達がお気に入りの食事をする場所だったり、食べ物を買う場所の情報を教えてほしい、というような。それで私はこう思いました。「そうだなぁ、それは当たってる。たとえ試合って感じでいたとしても、その都市を楽しんだりするのとは違って、まるで休みの日に家にいるような感じだなって。」

 

N:米国のスケーターたちが、そういうガイドブック的な事で、貴方たちに聞きにくると思いますか?

 

H:世界選手権などでは、人々は少しずつ解放されていきます。外出して、夕食を取ったりだとか。バーへ行くとかね。2018年のミラノに行った時は大体、アンナとルカに聞いていました。「どこへ行って、何をしたらいい?」って。みんな興味がありますから。でも幸運にも、私達よりも長くそこに住んでいるスケーター達がいます。人々は私達の全ての意見を、大抵は信用しないんじゃないでしょうか。引退した多くの、適正なスケーター達が、もうその地域にいますから。とても素敵な再会となるでしょう。